FMシステム


 FM補聴システムとは

●環境

FM補聴システムは距離、反響、騒音のある環境において、補聴器だけでは聴き取りにくい場合に役立つ補聴援助装置です。
マイクロフォン付き送信機で話者の音声を拾い、FM電波で補聴器に接続された受信機に情報を送ることにより、そのような情況でも聞き取りやすくなるように援助します。
 2001年秋から日本でも169MHz帯の電波が新規に割り当てられ、回線数の増加と通信距離が長くなりました。



●使い方

FM対応の補聴器は現在耳かけ式のみです。補聴器に受信機 を付けるためのオーディオシューを付け、それにFM受信機を差し込みます。
一方話者(先生など)には送信機を付けてもらい、口元近くに(襟など)マイクを止めてもらいます。
マイクから電波で直接受信機に音声が届くので、30メートル程度離れていても騒音を含まない言葉がクリアーに聞こえます。
(補聴周辺機器のページをご覧ください。)

■補聴器に付けた状態



■送信機 (他メーカーのFM機器も同様の形状と機能です。)

例)フォナック社の場合

      キャンパスSX          ズーム・リンク          イージー・リンク

例)オーテイコンの場合
      アミーゴT20、T21        アミーゴT10         アミーゴT15

■受信機 (他メーカーのFM機器も同様の形状と機能です。)

例)フォナック社の場合
            マイクロMLxS      マイ・リンク

例)オーテイコンの場合
        アミーゴR1、R2、R7      アミーゴR5

●海外の情況

一方海外(世界65ヶ国)では既に1997年以降、各国で169MHz帯付近の周波数が認可され、マルチチャンネル(40チャンネル)になって多機能な製品が販売されています。たとえばAmigoT20,AmigoT21やCampus SX は複数のチャンネルをボタン操作で簡単に切り替えられる送信機なので、教室内のグループ毎にチャンネルを統一すれば隣のグループとの混信がありませんし、学校の先生が教室を移動し多くのチャンネルを
使い分ける必要がある場合にとても役立ち、人工内耳メーカーのスピーチプロセッサーにも対応しています。
またAmigoT21は複数の先生(話者)の声を伝えることが出来き、
     
ウォールパイロットは教室の出入り口に設置しておけば、生徒が通過した時点でその教室の周波数に自動的に切換えられます。
WallPilot

各教室の入り口にウォールパイロットを設置すれば傍を通るだけでチャンネルが切り替わります。


●他の方法(磁気ループシステム)

現在ろう学校などでは磁気ループを部屋に張り巡らして補聴器のT(テレコイル)モードで電磁波を受けて聞く補聴システムを採用しています。
公共施設では国立劇場や味の素スタジアムに専用席があるのみです。
この方式はループとの距離や方向によっては出力の変化や、電波の干渉が起こったり、屋外では使用できない等の短所があります。


●障害者自立支援法による補助により次のセットが購入できます。
   (送信機から受信機まではFMですが、受信機から補聴器へは磁気ループによる
    電磁波受信ですから補聴器にFM受信機は必要ありません。)

例)フォナック社の場合
   
イージー・リンク    マイ・リンク

例)オーテイコンの場合
アミーゴT15    アミーゴR5


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