補聴器購入の注意点
■ 補聴器購入の注意点(事前に情報を集めておきましょう)
- 一人では相談に行かずに、家族や補聴器経験のあるお友達と行く。
主導権をこちらが持ち、販売店の言いなりにならないように。
- 使用者が遠隔地にいる人へのプレゼントはしない。
ご本人がいないと調整できないので使えません。
- できれば自宅から近いお店を2店は探す、訪問の可能性も考慮。
継続的メンテナンスと、調整のためにいつでも行ける所がよい。
- 複数のメーカーを扱っているお店。
価格・デザイン・聞き比べして多くの中から選べます。
- 購入前に試聴と貸出しをしてくれるお店。
直ぐには買い換えられない(耐用年数は約5年)ので納得して購入。
- 予算に合わせて性能の違いを説明してくれるお店。
高価なものほど性能は良いが、早く使い始めた方が良いのです。
- 聴力測定時に気導・骨導聴力と言葉の明瞭度を測るお店。
補聴器装用時の目標と限界がわかります。骨導が良ければ安価でも可。
- メーカー技術者が対応・予約制などと謳っているお店は薦めない。
自店に調整の技術者がいないということなので、購入後が心配です。
- よく勉強していて、何でも質問によく答えてくれるお店。
補聴器は日進月歩です、新製品や医学の知識は調整に必須です。
■ 購入時の確認事項(相談後に勉強して準備しておきましょう)
- 性能・価格が希望にあっているか (希望を言う)
- 形状が希望にあっているか
(高齢初心者には耳穴型が楽ですが少し高価になります)
- 出力に余裕があるか (聴力低下を考えて +7~10デシベル以上)
- 耳かけ型にはイヤモールドが必需品 (聞こえがよく、安定します)
- 片耳か両耳か (両耳が基本、片耳なら左右どちらか)
- 取扱説明、装用指導を本人が出来るまでしてくれたか(不安を失くす)
- 調整を嫌がらずにやってくれるか (定期的に調整は必要)
- サービスがあるか (両耳割引・乾燥ケース・電池の無償提供など)
- 保証期間終了前のオーバーホールはした方が得(自分でも管理する)